コンプレックスの塊がトレーナーになる
今の職場に転職した時、嫌がらせを受けました。
今の職場はトレーナー制度というのがあって、中途採用も含めて、新人にトレーナーがついて、職場になじめるようにサポートをしてくれます。
ですが、私についたトレーナーは、高卒で、コンプレックスが強い方でした。
さらに、中途採用であるが、生え抜きのその職員と同様の給料のため、面白くないのでしょう。
友達すくないでしょうとか、自信なさそうなしゃべり方をしますねとか、何かにつけ、マウントをとってくるのです。

いくら飲んだからといって、そこまで言うか
転職して、2ヶ月程が経過し、職場にも慣れた頃、そのトレーナーから飲みに誘われました。
その飲み会では、アルコールも入って、コンプレックス全開となります。
答えられない仕事の話を振って、そんなことでは、今後、仕事はやっていけない、能力がないとののしられ、迷惑だから辞めてくれと言われたのです。
こちらは、苦労して転職して、やっと気持ちも落ち着いてきた時なので、はっきり言ってショックでした。
船が沈没して、なんとか海を泳いで渡り、やっと岸に着いたのに、蹴り返されて海に戻された感じでした。

やっぱりメンタルになる
嫌がらせは、その後も続いていくので、精神が病んでしまいました。
心療内科で抗うつ薬を処方してもらうと共に、カウンセリングも受診しました。
これまでの経緯をひととり話してみると、「ただのやっかみだね」と言われました。
「そういう人間は、こちらから、いくら歩み寄ろうとしても、決して変わることはないので、そんな努力はする必要はない。」
「あなたは、その人と、仲良くなろうとしているから苦しんでいる。仲良くなることは、あり得ない。合わない人は、何をやっても合わない。放っておけば、自然と離れていく。」
そんなアドバイスをいただき、心が楽になりました。

ひすみは、自然に調整される
カウンセラーのアドバイスどおりに、仲良くなることをやめたら気持ちが楽になりました。
トレーナーからの嫌がらせは、相変わらずでしたが、気にならなくなりました。
そして、そのトレーナーは、マイカーで大事故を起こしたのでした。ひずみを調整するかのように、天罰が下ったようです。